目次

1.和風、和柄とは?わたしたちの身近にある”和”

2.和柄のモチーフには意味がある

3.作り手によって生まれる和柄

4.まとめ

1.和風、和柄とは?わたしたちの身近にある”和”

みなさんはどんな時に”和”を感じますか?

旅行に出かけた先で見た京都の街並み、実家に帰省して庭先で見かけた盆栽、

はたまた家で畳に寝転がったときやお昼ご飯がお蕎麦だったときかもしれませんね。

和風とは音楽や美術などの文化に於いて日本の特色を形容することばです。

私たちの身近には日常的に和があり、それをテキスタイルや文様として表現したものが和柄です。

日本古来の伝統工芸品や浴衣、手ぬぐいなど多くの製品で描かれてきましたが、現代でも和柄を扱う製品は増え続けています。

母の日や父の日、敬老の日など記念日のプレゼントとして和柄のアイテムを贈ったり、

海外から日本を訪れる旅行客の方にも、日本の文化を感じることのできる和柄はとても人気です。

そんな和柄について、もう少し詳しく触れてみましょう。

2.和柄のモチーフには意味がある

和柄といわれるものが大きく広がりはじめたのは平安時代といわれています。

平安時代の人々は自分たちの身の回りのものをモチーフとして柄をつくることに長けており、

動物や植物から日常でつかう道具などたくさんのものから考え出されました。

そのころから現代でも親しまれている和柄をいくつか紹介します。

<亀甲模様>
六角形が一面に連なるこの模様は一見花のようにも見えますが、名前からもわかるように亀の甲羅がモチーフとして考え出されたものです。

古来より、「鶴は千年、亀は万年」と伝えられているとおり亀は長寿であることから、長寿吉兆の柄として親しまれています。

<麻の葉模様>
麻の葉が集まってできた六角形の模様は、亀甲模様とはまた違った趣きがあります。平安時代では仏像などの装飾に取り入れられました。

麻の葉は非常に丈夫で、数ヶ月で大きく育つことから、子供の健やかな成長を願い産着に用いる風習もありました。

<竹模様>
竹は松竹梅とも例えられるように、厳しい冬の寒さのなかでも青く力強い葉を育むことから、歳寒三友(さいかんさんゆう)とよばれ親しまれてきました。

正月には縁起の良いものとしてお馴染みの門松にも竹は使われています。日本で身近に感じる植物のひとつですね。

<矢絣(やがすり)模様>
矢絣は、矢羽を表した模様です。弓で射る矢はまっすぐと突き進んで戻ってこないことから、

「出戻らない」といわれるようになり、婚礼の際に女性がまとう着物の柄としてよく使われるようになりました。

現代では卒業式などの行事で着る着物の柄でも人気の模様です。

3.作り手によって生まれる和柄

平安時代の日本人の身近なものから感銘をうけて願いや想いをこめてつくられてきた和柄ですが、

現代の日本人からも身近に感じる”和”のさまざまな柄が生まれています。

おすすめブランド

1【河馬印本舗(かばじるしほんぽ)】 シリーズ

【河馬印本舗】は「カバ印の傘カバー」から始まり80年、会社設立から一貫して傘を製造してきた傘の小川が、今までもこれからも愛され続いていくような伝統と現代を繋ぐ和柄の傘をお届けするブランドです。
伝統的な和柄を参考に現代的にアレンジし描き起こしたもの、伝統的な染めの雰囲気をプリントで再現したもの、シンプルでモダンに見える和柄など、和装はもちろん洋服にも合わせやすい柄をラインナップしています。先ほどご紹介した麻の葉の幾何学模様や、竹のモチーフも傘のデザインとして取り入れられています。

商品詳細

おすすめアイテム

1【河馬印本舗(かばじるしほんぽ)】 晴雨兼用2段ミニ折りたたみ日傘【花(金糸雀色/かなりあいろ)】

やわらかなお花の模様と古くから日本で親しまれる金糸雀の色をあわせることで和を表現したこちらのデザインは、若い方にも人気で友人へのプレゼントとしてもオススメです。

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4.まとめ

私たちの身近にある和のデザインですが、よく見る柄でも意味合いや由来までは知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

この機会に今持っている和柄のアイテムの意味を調べてみたら、気に入っていた和柄がもっと好きになれるかもしれません。

平安時代から広まったといわれる和柄ですが、現代の人々の暮らしにも深く浸透し愛されています。

そして、今の暮らしに合わせてアレンジされたり新しい和柄が生まれ続けているんですね。