2016.4.5
かさ修理の方法
傘が壊れてしまった時、すぐに買い換えていますか?
ある程度の骨折れや生地破れなら、自分で修理・修繕することができます。
傘専用の修理キットや部品は、ホームセンターやネット通販でも販売されています。
専用キットや部品をつかってできる修理は、こんなにあるんですよ。
・骨折れ、関節外れ
折れたり外れたりした部分に金属製の部品を添え、
ツメを折り曲げハトメを差し込んで固定します。
必要なのは、専用部品とラジオペンチだけです。
・生地破れ
生地の補修シートという、強力なシール状のシートが売られています。
破れた部分のシワを伸ばし、裏面からきれいに貼り付けるだけです。
・石づき、つゆ先の破損
石づきとは、傘中央の先端部分のことで、
ネジ式に回転して取り付けるだけの部品があります。
つゆ先とは、それぞれの骨の先端についている金属やプラスチックの
小さい部品のことです。
縫い付けてある糸をはずして、新しい部品と交換して再度縫い付けるだけ。
糸だけが外れて生地が緩んでいる状態の傘なら、針と糸さえあれば直りますよ!
・傘ベルトの紛失
こんなものまで!と思われるかもしれませんが、
傘ベルトだけでも売られているんです。
修理が難しいのは、傘がうまく開閉しないといった症状の場合です。
様々な原因が考えられ、サビ程度なら自分で処置できるかもしれませんが、
はじき(開いた時、閉じた時にカチンと留める部分)が完全に破損していたり、
またワンタッチ傘が開閉しないような場合には、
専門店に修理依頼する他に手立てはない様です。