2019.10.16
傘の捨て方ご存知ですか?地域によって異なる正しい分別方法をチェックしよう!
もくじ
1、壊れてしまった傘が何ゴミなのかわからない…
激しい風雨にさらされたり、長年使っていたりすると傘も壊れてしまいます。
そうなってしまったら、今までお世話になった傘にお別れを告げるときでしょう。
しかし、さまざまな素材を用いて作られている傘は、捨て方がわかりにくいもの。
お住まいの地域によっても捨て方が異なります。
次の章からは、さまざまな傘の捨て方を紹介していきますので、これから処分しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
2、不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てる方法
傘は「燃えないゴミ=不燃ゴミ」として扱う自治体が少なくないようです。
また、ガラスや金属ゴミとして扱う自治体もあります。
そのような地域であれば簡単で、指定のごみの日にゴミ袋に包んで処分すれば問題ありません。
ただし、30または50㎝以上を超える大きな傘は粗大ゴミに該当する場合があります。
この場合はもちろん粗大ゴミの日に出すようにしましょう。
3、分解して分別する方法
地域によっては傘を素材ごとに分別して捨てなければいけません。
傘は主に①柄などのプラスチックパーツ②骨などの金物類③ビニールまたは布の3つに分けられます。
この場合、ハサミなどを使って分解するのですが、
傘によってはグラスファイバーと呼ばれるプラスチックのような見た目で鉄よりも軽く丈夫な素材を使用したものもあります。分解時に切断面を触ってしまうとガラス製の棘のようなものが刺さり、チクチクとした痛みが生じる場合もあるので軍手をする等、安全面にも気をつけて処分するようにしましょう。
骨組みは広がらないように紐などでしっかりと縛ってから出すと親切です。
ビニールの傘布は地域によってはプラスチックゴミにあたることがあります。
反対にプラスチックを可燃ゴミとして扱っている地域もあるので、必ず確認するようにしてください。
布地のものであれば、可燃ゴミとして捨てられます。
上手に分解できればベストですが、どうしても分解できない場合は粗大ゴミとして出すのがおすすめです。
また、地域によっては非常に複雑な捨て方を指定しているところがあります。
神奈川県相模原市を例に取ってみてみましょう。
①傘の骨組み
神奈川県相模原市は、持ち手がプラスチック製の傘であっても、芯の部分となる骨が金属製であれば、長さに関わらず「金物類」として処分することができます。
ただし、布・ビニール関わらず傘布は外して一般ゴミとして扱います。
②粗大ゴミ扱いになる傘
たとえ骨が金属製以外のものだったとしても50㎝以上のものは粗大ゴミ扱いになります。
相模原市では粗大ゴミを出す場合、1戸当たり最大10本まで320円の費用がかかります。
③折りたたみ傘
折りたたみ傘でも50㎝以上のものは、一般的な傘と同様に粗大ゴミ扱いになります。
50㎝未満の傘もきちんと分解して、骨と傘布に分けて出すようにしましょう。
このように神奈川県相模原市は、傘1本の処分にもかなり細かく決められているようです。
余談になりますが、傘立てや傘袋の捨て方も紹介されていました。
気持ちの良い生活を送れるように、手順を守って捨てることを心がけてください。
4、各地域によって正しい分別方法が異なります!
傘の捨て方は地域によって大きく異なり、捨て方のルールや分別方法にもばらつきがあります。
自分が住んでいる地域での捨て方を調べるときには、自治体のホームページや各家庭に配布されているゴミの分別表などで、ルールをチェックするようにしましょう。
また、自治体によっては資源回収ボックスやリサイクルセンターを設置している自治体も存在します。
分別が厄介という方は、そういったところを利用するのもひとつの手です。
壊れた傘を何本も玄関に放置していると、おしゃれな玄関もごちゃごちゃした印象になるってしまうので、早めに処分することをおすすめします。
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