2023.11.28
雪の日の傘は必要?地域によって分かれる雪の日の傘事情!
もくじ
5、まとめ
季節は秋に移り変わり、早くも北海道では初雪が降り始めています。
本格的に冬が始まれば、雪が降る地域も増えてきますよね。
そんな雪の日にはやはり雨具がマスト。
しかし、雪の日には傘をささないという人も少なくありません。
今回は雪の日の傘事情とおすすめのレイングッズを紹介します。
1、雪の日に傘をさす人はどれくらいいるの?
雪=雨のかたまりとみなして、傘をさす人が多いイメージがありますが、2017年に行われたある調査の結果を見ると必ずしも、そうとは言い切れないことがわかりました。
北海道から九州まで、エリアごとに調査したこのアンケートでは、北海道・東北地方在住の人の多くは「雪が降っても傘をささない」と回答しています。
特に北海道在住者で「雪の日に傘をさす」と答えた人はわずか14%で、残り86%の人が傘なしで過ごしているようです。
東北地方在住者でも「傘をさす」と答えた人は41%で、僅差ながらも少数派であることが分かっています。
しかし、関東圏より南になると傘をさす人の割合がぐっと増し、関東では78%、北陸で72%
甲信50%、中部64%、関西66%、中国59%、中国・九州54%、沖縄56%となっています。
傘をさす人の割合は関東圏で断トツですが、ほかの地方では傘をさす人とささない人の割合がほぼ半々です。
なぜこのような結果になっているのか、次の章で説明します。
2、北海道の人が雪の日に傘をささない理由
雪のイメージが強い北海道で、なぜ傘をさす人がこんなに少ないのでしょうか。
その理由のひとつは、北海道の雪質にあります。
寒気が強く、上空の気温が低い北海道や東北地方の雪は溶けにくいため、サラサラの粉雪が降る傾向にあります。
粉雪は体についても振り払いやすいため、わざわざ傘をさす必要がないと考えている人が少なくありません。
一方、関東以南のエリアは北海道と比較すると上空の気温が高く、雪が地上に到着するときには溶けてべちゃっとした雪になります。
いわゆる「ぼたん雪」「餅雪」と呼ばれるものです。
こうなると衣服が濡れることに抵抗をおぼえ、傘をさす人が多数派になります。
ただし、長野県のように関東以南でも粉雪が降るエリアもあります。
さらに、北海道の人が傘をささない理由として「積雪量が多いから、傘をさしても大した雪除けにならない」、「傘で視界が悪くなると、すべって転びやすい」なども上げられます。
降雪に慣れているからこそ、少しくらいの雪ではささなくても大丈夫と考えるのかもしれませんね。
3、雪の日に気をつけたい傘の扱い方
雪の日の傘の取り扱いで気を付けたいのは、なんといっても転倒です。
傘で視界を悪くして、すべってしまわないように足元を確認する必要がありますが、足元に集中しすぎて、前方不注意にならないよう気を付ける必要もあります。
そのため、傘を使うのであれば視界を確認しやすく、水滴が残りにくいビニール素材の傘がおすすめです。
最近は布地に一部分だけビニール素材が使われている傘もあります。
大雪の日は、傘に雪が積もってしまわないように、落ちやすい設計の傘の使用がおすすめです。
4、雪の日も楽しみたい方にオススメのレイングッズ
ここからは雪の日におすすめのレイングッズを紹介します。
視界良好なビニール傘や、冬らしいおしゃれなデザインのレイングッズがひとつあると、雪の日のお出かけも楽しくなりそうです。
プリントビニール傘【クラール】
ビニール傘は味気ないデザインが多いと思ってはいませんか?決してそんなことはありません。
Korko(コルコ)のビニール傘は、北欧らしい鮮やかなテキスタイル柄でビニール傘とは思えないほどおしゃれなデザインです。
骨までカラーリングされるなど、細部までこだわりが見られます。やや大きめの60㎝の傘で、大雪の日にもぴったり。
プリントビニール傘【フローラルハッピー】
korkoのビニール傘では、こちらもおすすめです。
軽量で錆びにくいグラスファイバー傘を使っており、軽々と持てます。
手元には滑り止めのシリコンがついているので、テーブルなどにひっかけても滑りにくくなっています。
雨傘【グロウ】
こちらはkorkoの布地傘ですが、軽量素材が使われているので、女性でもラクラク持ち運びできます。
60㎝と大きめに作られているのに270gと軽いところが魅力です。
撥水性の高い素材が使われているので、大雪の日やべちゃっとした雪が降ってもさっと水滴を払うことができます。
雨傘【トナカイ】
トナカイが描かれた、雪の日にふさわしいデザインのジャンプ傘。
こちらは軽量カーボン骨が使われていて、60㎝で260gと大変軽量です。
撥水性が高く、雪の日にぴったりの1本です。
ゼロアンドの晴雨兼用日傘【ワイドジャンプ/6カラー】
大人2人が入れるほどの65cmのワイドサイズ長傘。広範囲をカバーできるので、雪で手荷物が濡れるのを防ぐことができます。片手で開くことができるジャンプ式。雪の日のご家族の送迎にもおすすめです。
クリアアンブレラ【シャイニーアンブレラ/4柄】
光を反射して宝石のようにキラキラ輝く不思議なビニール傘。視界を確保しつつ、きらめく光を楽しめる傘で雪の日も楽しく過ごせるでしょう。
16本骨雨傘【プレーンアンブレラ/マカロンカラー】
カラフルなフランスのお菓子「マカロン」の生地をイメージしたしっとりと淡い色彩と、和傘のようなたたずまいで人気の傘です。暗い雪道でも目を引く明るいカラーがポイントです。
5、まとめ
雪の日に傘をささないという人もいますが、1本持っているとどのような雪にも対応できるのでおすすめです。
体に負担がかかりにくい、軽量かつ視界良好な傘を持っていると、雪の日のお出かけも楽しくなりますよ。
ぜひ1本、お気に入りの傘を選んでみてください。