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雨の日こそ華やいだ気分に!マダムになり過ぎない花柄傘

花柄はリアルさを避けて抽象的でポップなデザインのものを

" 傘の柄や色は千差万別で、買いに行ってもネットで選んでも随分と迷ってしまうものですが、やはり鬱陶しい雨だからこそ、心をぱっと明るくしてくれるような華やかなものを選びたいと思う方が多いのでしょうか、花柄模様は傘の中では定番中の定番となっています。 ただ、実際に選ぶとなるとあれこれと迷ってしまって結局選びきれなかった、などと言うのも花柄が一番多いように思います。と、いうのも選び方を一歩間違えるとゴージャスになり過ぎ、自分が傘に負けてしまったり、下手をすると下品に見えてしまったりするからです。 花柄がゴージャスな印象を与える理由の一つは、花がリアルに描かれ過ぎているという点です。花びらの質感や天然の色合いがきっちり再現されていて、香りまで伝わってきそうな花柄ではなく、花がある程度抽象的に描かれており、少し幾何学的な印象を与えるものを選んではいかがでしょうか。
北欧のテキスタイルデザイナーのデザインなどは、花の色や形がそのまま使われることなく、その花の形や特徴の一部のみをデフォルメした抽象的なデザインとなっています。抽象的なデザインが規則的に並んでいれば、甘くなり過ぎません。とはいえデザインのもとは花ですから、女性らしい華やかさや可愛らしさもしっかり残っています。また、そのようなデザインからは独特のリズム感も伝わってきて、雨の日であっても心を浮き立たせてくれること間違いなしです。

可愛く甘い花柄は全体に溶け込ませるかパーツ使いで

あまりポップなものではなく、甘さや可愛らしさを前面に出したいのであれば、花柄は控えめに使うことです。その方が、若い女性であれば特に愛らしさを引き立ててくれます。控えめな使い方、であれば、単純に花柄そのものを小さくしてしまえば済むことです。多少華やかな色使いの模様であっても、小さくして全体に散らしてしまえば、派手な印象は避けることができます。散らし方も余り密度が高いと圧迫感がありますが、適度な密度であれば、上品で可愛らしい印象を保てます。 大きなお花や花の形や特徴がしっかり分かるものを楽しみたいのであれば、部分使いはいかがでしょうか。地の色は白や黒で地味な印象の傘の縁の部分にポイント使いで花模様を入れれば、派手どころか「地味になり過ぎない」「控えめな女性らしさ」というかなり好印象な評価を得られます。ポイント使いであれば、流行の刺繍などで流麗に決めてもよいのではないでしょうか。
また、花柄だけでなくほかの模様、できればチェックやストライプ、規則的な水玉など極力抽象的な、模様というより地として溶け込んでしまうようなパターンの中に花柄を組みこんでしまうというのも手です。この場合は、花柄の持つ甘さ以外にもシャープな印象をプラスすることができます。

花柄がゴージャスでなくてどうする!大きな花柄をハイセンスに魅せるコツ

いやいや、私はどうしてもリアルで大きなお花を楽しみたい、でも傘だけマダム系になってしまうのは嫌…という方もいらっしゃるでしょう。つまりは、自分ひとりでゴージャスなお花を楽しみたい、でも、人から変に思われるのも嫌、ということですよね。であれば、裏地が花柄模様のものをんでみてはいかがでしょう。
表面さえ単色で落ち着いた印象であれば、ちらっとのぞく裏地にリアルで華やかな花園が表現されていても、変な印象を持たれることはありません。むしろ、見せ方を心得ていると好印象をもたれることでしょう。
いやいや、もう少し他人様にも花柄をアピールしてもいい、傘に負けない自信があるという方は、色使いを少し抑えてみましょう。どんなに華やかな形の花が大きくはっきりと描かれていても、赤やピンクなどその花が本来持つ暖色ではなく、寒色やモノトーンでまとめてあれば、ゴージャスさは保ちつつ落ち着いた印象になります。また、大柄な方であれば特に、小花模様を散らすより、大きな花柄を、色合いを抑えて魅せた方が似合うように思います。
大きな花でどうしても暖色を使いたいのであれば、色の数は控えるようにしましょう。また、花全体を塗りつぶすというより、花を描く線の部分に色を使ったり、刺し色的に使ったりするのであれば、ド派手な印象は避けられます。




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